実体化

実体のあるのものを用いて、実体のないものを生み出すのが仮想化でした。その逆を行うことは可能なのでしょうか。思いつくままに挙げてみます。

錬金術

錬金術師の研究室

無から有を生み出すことの代名詞として錬金術がよく使われます。実体のある素材を必要としますから、厳密には無から有を生み出す技術ではありません。

無に等しい価値の素材を高価な物質に錬成することから、比喩として用いられているのでしょう。

奇跡・超能力

神の代理人が奇跡を起こし、物質を生成することがあるようです。また、いわゆる超能力と呼ばれる珍しい能力を持った人々の中には、その特殊能力を用いて物質を生成できる人物がいるようです。

手品でも同様のことができますので、手品師の協力のもとに検証されるべきでしょう。

3Dプリンター・レーザー加工機

3Dプリンター

入力されたデータに従って、立体の造形ができる装置があります。3Dプリンターは、材料をインクのように塗り積み上げて造形します。レーザー加工機は、材料を高熱で切断することによって造形します。

実体のある材料を必要としますが、人間を介すことなく情報を実体化できます。

芸術作品

アンコールワット

人類の創作活動によって生み出された絵画・彫刻などの芸術作品は、精神の実体化と言えるでしょう。技巧に対するものよりも、表現された作家の情念などが評価される傾向にあると感じます。

実利実益を目的としていない巨大な建造物、例えばピラミッドやサグラダファミリアなども同様です。こちらは個人ではなく、建造に携わった人々の情念が実体化されているように感じます。

奇跡的景観

奇跡的景観

自然に造成されたものであっても、人造物のように見える奇跡的な景観があります。人類に造成できない景観であれば、見た人は人類より優れた知性体である神を意識することでしょう。現代であれば、『古代の宇宙人』を意識する人もいるかもしれません。

景観を見た人によっては造成者の意思が実体化したものとして受け止め、人類の創造主が実在したことを確信したことでしょう。

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